山和グループでは、社会に「喜びと感動」を提供し続けるには、人々の毎日を支える食料供給の問題にも無関心ではいられないと考えています。世界の人口は、2025 年に80 億人に達する見込みで、急激な人口増加と地球温暖化の進展に伴い、途上国を中心に深刻な食料不足が危惧されています。わが国でも食料自給率が40%を切り、海外からの輸入にその多くを頼っている状況を考えると決して他人事ではありません。今のままでは、先人達が築いた日本の食文化を子どもたちの世代に継承できなくなるのではないでしょうか。山和グループは、これまでの事業発展に対する恩返しとしてファームビジネスへの参入を構想。野菜や穀物の通年栽培や24 時間出荷を可能とする工場型農業、都市型農業などを手がけることで持続可能型の食料自給社会への貢献をめざします。